2021年3月 1日 (月)

2021.3.1日記一句     勝負士ら競争相場に胴着脱ぐ

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 勝負士ら競争相場に胴着脱ぐ

お決まりの玉川上水沿いの散歩に、ズームレンズ、マクロ機能付きの少しまともなデジカメを持っていく。植物や鳥が結構いい被写体になっているのに、携帯のカメラでは限界を感じるようになったからである。さすが望遠レンズがあると、遠くの鳥がビビッドに写せる。羽一枚一枚の色や風合いが、クリアに出るから嬉しくなる。外は4月頃の陽気で、用心のため羽織っていたジャンパーはすぐに脱いでバッグにしまい込む。

夕方、名古屋事案の競争入札。鑑定書の評価レベルから始まって、あれよあれよと25%増しの数字を付けて着地した。コロナ禍のカネ余りで、余剰資金が証券市場と不動産市場に流れ込んでいるのか、期末を控えて関連業者が予算消化の仕込み案件確保に走っているのか、入札を勝ち抜いたのは、最近TV CMで大物俳優をばんばん起用して鼻息の荒い某建売業者。これを契機にプロジェクトは着実に歩みだすこととなる。

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2021.3.1 慈眼舎連句会 ネット分音 歌仙「初東風に」

「初東風に」 文音歌仙    竹梵捌

 

1 初東風に懐紙したたむ玻璃戸かな   竹梵       

2 背筋伸ばして屠蘇を返杯         破笑         

3 沈金を塗りの蒔絵にほどこして    粗矜       

4 テレワークする息子見守り      杉水  

5 明けの空満面笑みのお月様      奈美       

6 ネット予約の茅葺の宿          破笑       

ウ 

7 天保の蔵壁おおう蔦紅葉             竹梵    

8 貧乏(びんぼ)ゆすりで念仏を聞き   杉水      

9 微睡みつ安楽椅子のアダージオ    粗矜      

10 進士合格美女は百人         竹梵      

11 ときめいた徒の契りも恋は恋    奈美   

12 覚悟を決めて明日へ踏み出す    粗矜     

13 寒月に遠吠えをする孤狼あり    破笑     

14 冬のにおいは故郷のもの      奈美     

15 病名を納得いかず幾夜過ぎ     杉水     

16 影武者たてし殿を弔う       破笑   

17 快川の翠樹つややか花莚      竹梵   

18 紋白蝶に追いつかぬ雲        杉水    

ナオ

19 食堂のローカルニュース旅のどか  粗矜   

20 鬼滅の聖地スタンプを押す       竹梵     

21 鍛錬の全集中は必中技        奈美      

22 惚れて惚れられ色と艶積む     粗矜    

23 行水で火照る体を鎮めたり     破笑     

24 麦わら帽子ぽつり廊下に       奈美   

25 怪談もまだ歓談の夕間暮れ     杉水      

26 野良猫騒ぐ谷中界隈        破笑      

27 手作りのクラフトビール客を呼び      竹梵       

28 祖父の教訓不言実行         杉水      

29 マチュピチュの石畳から居待月   粗矜      

30 地上絵目指す秋の宙船(そらふね) 竹梵      

ナウ

31 芸術祭あちゃらか喜劇アリス駆け  奈美      

32 コロナ不況下株価急騰       粗矜      

33 千本矢長き庇を射通せり       破笑     

34 山笑う嶺お握りを出し       奈美      

35 読めぬとも芭蕉の句碑は花吹雪   杉水     

36 おたまじゃくしと遊ぶせせらぎ   破笑                

                  満尾

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2021.2.28日記一句     山茱萸やまばたく毎に人親し

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山茱萸やまばたく毎に人親し

家の作業を終えてから、玉川上水に沿って散歩、三鷹の森ジブリ美術館あたりから、井の頭公園の池の方に抜けて周囲を散策。日曜日なのだからか、陽気がいいからなのか、「コロナなんか関係ねぇ」といった風情で、花見用のビニルシートを引いて会食しているグループも何組か見かける。紅梅・白梅に加え、早咲きのさくらや、黄色の眩しいミモザや山茱萸など、春の訪れを告げる花々が陽気を謳歌している。ひさびさに人の近さを感じる今日一日。

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2021年2月28日 (日)

2021.2.27日記一句     孟春の台湾おこわその粘り

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孟春の台湾おこわその粘り

いつもながらの日常。家で少し勉強して、昼は2時間ぐらい散歩、珍しく駅前の本屋によって、歴史ものの本を一冊買い、スーパーで紹興酒を買って帰る。家内が夜に台湾おこわ(油飯)を作るとのことで、紹興酒は役に立った。合わせおかずは、即製大根餅と牡蠣・かき菜・豆腐のスープ。おこわの粘り具合は、本場台湾を思わせるもので、なかなかの一品。牡蠣のスープは牡蠣のだしと鰹節のだしが絶妙に入り混じって美味しかった。

最近中国酒のことも少し調べているが、大陸中国では、国の政策で紹興酒と名乗れるのは、浙江省の紹興産のみでそれも仕込み水に紹興郊外の鑒湖という湖の水を使ったものに限られるという。台湾では蒋介石の肝いりで紹興に負けない品質の「紹興酒」を作り始めたそうだが、いまだに紹興酒と呼称しているのだろうか?そういえば、台湾で「紅露酒」という米の紅麹で作った酒を飲んだことがある。紹興酒以上に深みのあるいい酒だったが、いまだに手に入れることができるのだろうか?ものの本によると、紹興酒は、麦をクモノスカビ等で発酵させ煉瓦状に突き固めた麹でもち米を発酵させたものらしいが、対する福建・台湾の酒は米を紅麹で発酵させたもので、もともと製法が異なるという。機会があれば、本場台湾のちまきを食べ食べ、「台湾紹興酒」と「紅露酒」の飲み比べをしたいものだ。いつの日のことになるやら--なのだが。

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2021年2月26日 (金)

2021.2.25日記一句     謝肉祭仮面もサンバも禁足令

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謝肉祭仮面もサンバも禁足令

緊急事態宣言が近畿3府県と中部2県で、今月末に前倒しで解除される見通しとなってきた。首都圏では3月7日に予定通りで解除されるのか?少し予断を許さない気がする。輸入される予定だったファイザー社のワクチンも約束した数量が確保できるのか、微妙な雰囲気になってきた。2月の中旬は本来なら、カーニバルのシーズンだが、リオのカーニバルも、ヨーロッパのベネチアやドイツなどの仮面の祝祭も軒並み中止。マスクはマスクでも仮面のマスクではご法度に触れるとのことか。カーニバルは、イースターに入る前の4週間の断食(肉や卵の)期間に入る前のバカ騒ぎとのことだが、日本の節分といい、中国や東アジア各国での春節といい、春の祝祭は世界各国どこでも段階的なお祝いとなるようだ。3月末から4月初に日本ではお彼岸そして花見、キリスト教圏ではイースター、中国では清明節。ワクチンの方は、4月半ばになっても全国各地に十分行き渡らないようだか、それはそれとして、時宜至れば、気持ちよく本格的な春の祝祭気分を味わえるといいのだが。

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2021年2月24日 (水)

2021.2.24日記一句     酒肴そのふくよかさ臥竜梅

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酒肴そのふくよかさ臥竜梅

義理の妹夫妻から誕生日祝いでもらった、福井鯖江市の地酒「梵」シリーズの「純米大吟醸 梵・日本の翼」で晩酌。鯖江にほど近い地域に窯元がある越前焼の古色蒼然たる器に、これまた鯖街道で福井に縁の深い鯖の塩焼きでご相伴。梵の蔵元、加藤吉平商店は数々の海外を含めた品評会で賞を受賞しており、国賓を迎える晩餐会でも提供される酒を醸造しているらしい。季節と料理と器と地酒が一体となって、豊かなストーリーを自ら紡ぎだし、秘めたるメッセージを発信し、それを味わうものを幸せな気分にさせる。全国各地、地方文化の底力の強さたるや恐るべし。

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2021年2月23日 (火)

2021.2.23日記一句     ミモザ香に六十路言祝ぐグラスかな

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ミモザ香に六十路言祝ぐグラスかな

今日は天皇誕生日、it means my birthday! 家内と吉祥寺に出かけてホットプレートを買い、焼肉パーティー。食後は、あちらこちらから頂いた高級チーズをニュージーランド産のオレンジのような、ミモザのような香り高いソービニヨンブランに合わせて家内と乾杯。ショートケーキに舌鼓を打ち、今夜は最高。

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2021.2.22日記一句     とつ国のにほひ懐かし春の興

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とつ国のにほひ懐かし春の興

台湾の新しいお客さんと自宅でZoom会議を行った。こちらからパワポのプレゼン資料を映写して説明。先方も詳細な会社資料を投影して説明。ちょっと待ってほしいといって、隣の工場内を映写した動画を映し始め、10分ほどの擬似工場見学と相成った。出張せずに国をまたいで、初対面の人たちとこれだけ密な商談ができるとは。テクノロジーの恩恵に感激と感謝!

たまたまなのかどうかわからないが、家内の方でも台湾料理のレシピ本を最近買い込んでいて、夜、ゆで卵つきの魯肉飯と山薬(とろろ芋)、棗、枸杞の三種の薬材をいれた鶏スープを作ってくれた。台湾製の電鍋から香ばしい魯肉飯の匂いが漂ってくる。薬材鶏スープも優しいお味で、紹興酒をちびちびやりながら、台湾フードを満喫したのであった。

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2021年2月22日 (月)

2021.2.21日記一句     モンゴルの故郷の雪消(ゆきげ)詩の響き

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モンゴルの故郷の雪消(ゆきげ)詩の響き

本日、モンゴル旧正月のツァガンサール恒例の詩の朗読会があり、Zoomで昨年に続き参加。東京外大等の本チャンのモンゴル語履修生もあまた参加する中、なんとユンシューブ・ビャンビン・リンツィン作の「私の故郷」を翻訳した、私の日本語が詩的でいいとのことで、「翻訳賞」を受賞した。中国でモンゴル語話者が過酷な弾圧を受けている中、日本在住のモンゴル人たちの故郷の言葉を盛り立てよう、との熱意には真摯なものがある。これからモンゴル詩の詩集を日本で発刊するプロジェクトが立ち上がるとのことで、日本語の詩的な表現への転換につき、アドバイスを依頼される。言葉は力であり、詩や歌は人と人の紐帯となる。一肌脱ごうと思っている。

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2021年2月20日 (土)

2021.2.19日記一句     蕗の薹陽の射す方に萌え出づる

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蕗の薹陽の射す方に萌え出づる

本日、在宅。お決まりの道の散歩で蕗の薹が可愛らしい芽を出しているのを目にした。名古屋の方の進捗報告あり。もう一件の話もようやく展開のめどが立ってきている。台湾のパートナーから2件ほど新しい話が来た。週明け早々に台湾サイドの社長とのZoom会議が設定された。いろいろ忙しくなりそう。夜、家内が大根をポテトチップスのように揚げてくれた、片栗粉が入っているせいか、台湾の大根餅を想い出す、懐かしい味。蕗の薹に春の兆しあり。日本・台湾のブリッジングが再開する兆しも垣間見えて、少しワクワクしてくる。

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